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「富山は日本のスウェーデン」って!?

2018.08.21 | 21:03

JUGEMテーマ:読書の楽しみ

 

地方新聞に大きく著者の記事が掲載されていました。

さて、知事の企み(移住定住と観光客勧誘)かしら・・と思わずにはいられない

理解不能な書名。富山のどこが、スウェーデンなのだろう??

スウェーデンといえば、社会民主主義国、高福祉高負担で有名。

親と子は別々に暮らすのが普通で、独居高齢者宅には、夜中にもヘルパーさんが訪問する。

自宅で独居の看取り・・。そんなイメージ 

富山はどうかと申しますれば・・・

3世代で暮らし、嫁は子を母親に預け、0歳児から保育所に預ける。

待機児がいないのは、子供が沢山生まれないから・・では?

(団塊の子供たちのために!?整備された保育所は、今では、子供が居なくて、廃園、統合中)

作者は、富山駅で、信号待ちをしているときに、車で通勤する中に女性が多いことに驚いた。って

車がないと通えない。交通手段が都会とは雲泥の差。

持ち家率が高いのはありがたいけれど、空き家が家族の「負の遺産」に。

都会に出た子供たちに迷惑をかけないようにと、自分が亡くなったら家を壊すための費用を残しておかないと・・と

高齢者がのたまう。費用がない人(家族)は、朽ちる危険家屋になるまで放置・・。

空き家登録された家屋すべてに移住者が来てくださるわけではないですから・・。

付け焼刃は、剥がれるというものです。ここからが真価を問われるところでしょう。

・・・高齢者や障碍者が子供たちと一緒に過ごす、住みやすい町にと考えてはおりますが。む、むずかしい。

 

著者は、スウェーデンの首相が、「国は、国民の家」といい、

家族にある相互扶助の原理が、社会民主主義の根底あるのだと説き、

家・家族を大切にする保守王国とやまと通じるという。(この理論、私の軽い頭では理解できません。^^;)

 

県内では、共生の里的な取り組みをしているところ(富山型デイも含め)があり、

紹介されているところは、職業柄興味深く読みました。

笹川は、高齢化率50%の村民で、自治をしていかなくてはならないことを考えると、

いつまで、(何年間)続けていけるのだろう。。。移住定住以上に、「村民の子供たちに帰ってきてほしい」

この言葉、幾つかの自治会からも聞こえてきた言葉。

 

のど越しよい話に踊らされると、後で痛い目に見る・・

地域包括ケアシステムもしかり・・。

そうそう人は変われない。時間をかけて、勉強会開催。とはいえ、そうやって年を取っていくと

新しいことを始めるエネルギーがあるかしら??

 

すでに、自分のエネルギーが枯渇してきている。

 

 

Amazonでは、ベストセラー本の表示も・・。

富山のいいところを並べて下さり、発見もあり。

 

いずれにせよ、この本で富山に関心を持つ方が増えるだろうことは、有難いことです。

 

 

コメント
う〜ん。。大都会を除き
日本の大半の地域は、介護でアップアップしてるのが
実態だよね。
長男だから、嫁だから 当たり前と
古いままな話がいっぱいです。
迷惑かけたくない、ポックリ逝きたいのが
爺婆の願いだし。
スウェーデンは遠いでしょう。(^_^;)))

今年は台風が次々とやって来て
災害が多いですね。
また、ダブルで北に向かってきて
天気予報を見てると、ため息が出ます。


  • michiko
  • 2018.08.21
  • 23:41
michikoさんへ♪

今年の気候には、ほとほと苦しめられます。
michikoさんがおっしゃるように、大型台風が続けて
上昇してくるようで、大きな災害にならなければよいのですが。

私自身、長女が結婚(積を入れただけで、式は来春)し、
次女も、県外へ出ていく可能性もあり、終活は自分事です。
今や 自分の健康は自分で守る自助努力しかなく。
どこが、安心して暮らせる地域・・・やら。
  • てふ
  • 2018.08.22
  • 07:28
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